もともと本を読む量は多くない方でしたが
最近まわりの人に影響されて、本に触れている時間が急激にアップしました!!
「本を読んでる私、なんか知的♪」とかチラッと思ったことは周りに黙っておきます!
ブログ、第一弾は恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」
初級の私にとって500ページはけっこう長編でしたが、かなり読みやすかったです。
(ゆっくり楽しく読めました♪)
4人の主人公が国際ピアノコンクールを勝ち進んでいくお話です。
登場人物
家にピアノもないし演奏歴もないのに、伝説のピアニスト、ユウジ=ホフマンに指導され推薦された風間塵。
かつて天才少女と呼ばれていたが13歳で母の死をきっかけに「消えた少女」となった栄伝亜夜。
図抜けた天才少年ではなかったが、練習量では劣らない28歳サラリーマン、高島明石。
もっとも人気かつ実力のある優勝候補、マサル・カルロス・レヴィ・アナトール。幼少期の「アーちゃん」との出会いをきっかけにピアノを始める!
主人公たち4人のバックグラウンドを見るだけでもワクワクが止まらない!
やはり感情移入するのはリーマンの高島明石。
「天才」だらけの会場で「普通」の彼が(といっても雲の上の存在ですが笑)、
もがき続ける姿は応援したくなること必至!
わき役も捨てられない。
私の一押しはステージマネージャーの田久保。
演奏者を全力でサポートし、ステージへ送り出す仕事のベテラン。
最前の「出番です。」が言えるように努力する彼に感動しました・・・!
「蜜蜂と遠雷」のぶっちゃけポイント
- 本当に、文章から音楽が聞こえた(ような気がしてる)。
- マサルみたいにイケメンで性格よくて運動出来てピアノできる人いる!?(会いたい)
- 最後のページのコンクール結果を見たくなる誘惑と何回も戦った。
- ジェニファ・チャン(嫌われキャラ!?)私好き。
- よく8時間も9時間も座ってピアノ聞いてられるなぁ。笑
- なぜか、風間塵には花も追求してってほしい。
- 風間塵は「災厄」ではなく「ギフト」。
- 亜夜とマサルの関係(幼馴染恋愛♪)もいいけど、亜夜と風間塵のお互いを成長させる関係もたまらなかった。
- 天才ってこういうことだよなぁ。
- ナサニエルと三枝子、結局より戻すんかーい笑
こうして見るとツッコミどころ満載でした。
語彙力も文章力もないですが、読書のモチベーション上げの自己満なので
優しい気持ちで読んでくれると嬉しいです(人''▽`)